震災から1年一か月が過ぎた4月29日
実家の稼業(八百屋)が店舗として再開しました。
女川町きぼうのかね商店街 あべしん(阿部新)
震災当初は両親も仕事どころではなく
自分たちがこれからどうすればいいのか
どうなるのか…
考える余裕さえありませんでした。
私の家に避難してから
『仕事はもうできない。やめるしかない。無理だ。』
もうあきらめの言葉しかありませんでした。
私も再開できるとは思いませんでした。
それから、瓦礫も少しずつなくなり
周りが動き始め、支援の輪が広がり
弟が京都から店を手伝うために帰ってきて。
両親の心もゆっくりと前向きに進み始めました。
再開した店は以前の半分もない広さ。
店に陳列しているものは、
野菜・果物のほかに
ストール・民族楽器・陶器にクッキー。
以前はなかった雑貨たちが並んでいます。
お越しくださるお客様は
『いろんなものがあって楽しい!』
と言って下さいます。
以前とはちょっと違う『あべしん』。
再開をして、今がスタート地点。
これからもずっと『あべしん』を見守り
応援していきたいと思います。
がんばれ!!あべしん!!
0 件のコメント:
コメントを投稿