2012年1月19日木曜日

音楽の力

阿部由貴子です。

皆さんはどんな音楽をよく聴かれますか?

私は子どもたちの影響で、嵐やAKBをよく聴いています。

震災当時、ずっとラジオを聞いていました。
「荒浜で何百という遺体が・・・」「女川壊滅的状況」「福島原発が・・・」
などという言葉が繰り返し流れていましたが、
全く理解できず、ただただボーっと聞いていました。

何日かたったある日、
震災後初めて音楽が流れてきました。
たしかコブクロだったと思います。
その時の衝撃は大きかった。
次に流れてきたのが、忘れもしない。
ドリカムの「何度でも」でした。

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ

10000回だめでへとへとになっても10001回目は何か変わるかもしれない

大声で歌いながら泣いている私がいました。

年末の紅白。
猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」
ユーミンの「春よ来い」
そして長渕剛の「ひとつ」
中継先の門脇小学校の校庭は
娘と息子が幼稚園の運動会をしていた場所。

震災後、勇気づけられた曲、心に残る曲がみんなにできたはず。
音楽の力は大きい。


昨年秋の小学校の学芸会。
三年生のテーマは「心をひとつに」
出し物は北原白秋「お祭り」の郡読と、
よさこいソーラン「よっちょれ」の踊りと「ぶちあわせ太鼓」
娘は〆太鼓と呼ばれる下打ち太鼓のリーダーを任された。
ただひとり、最初から最後まで太鼓を叩き続ける娘をみて涙が止まらなかった
これも音楽の力

 

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